殺処分ゼロへ!マイクロチップの装着は義務化されています

1. 犬猫の殺処分数の現状

野良犬や野良猫は今でこそ、あまり見ることは少なくなりました。私は田舎出身なもので、小さい頃はそこら中にいたものです。
そんな野良犬や野良猫は、自治体の保健所職員や動物愛護センター職員によって捕まえられ、引き取り手がいない場合には殺処分がされていることをご存じでしょうか。現在、日本では動物愛護の意識が高まり、動物愛護団体の積極的な引き取り等によって、犬猫の殺処分数は大きく減少しています。減少したとはいえ、まだまだ多くの命が失われているのが現実です。

下のグラフは、少し読み取りが難しいですが、昭和49年の122万頭から、令和5年には9000頭にまで激減しています。
なんと、割合にして、1%以下とはなっています。

ただ、今もなお、殺処分される犬猫の多くは、迷子や、無責任な飼い主によって捨てられた動物です。そして、その一部が飼い主が誰かわからないために、新しい里親が見つからないまま命を落としています。
私は、県職員だったころに、動物愛護センターに行き、引き取り手が現れるのを待つ犬猫や、残念ながら殺処分の現場にも立ち会うこともありました。
県職員の方も心を痛めながらも、法律に従って殺処分を実行していることをご理解ください。

マイクロチップは、この「飼い主不明」という問題を解決し、殺処分ゼロに近づくための、最も効果的な手段の一つなのです。

環境省HP、統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」より引用


2. マイクロチップの目的:命をつなぐ「身分証明書」

マイクロチップは、直径2mmほどの小さな電子タグで、専用の注射器で犬や猫の体内に埋め込まれます。このチップには15桁の番号が記録されており、これを環境省のデータベースに登録することで、動物と飼い主の情報が結びつきます。

迷子・災害時の「最後の砦」

  • 迷子発見時: 警察、動物愛護センター、動物病院などでチップを読み取ると、すぐに飼い主の名前、住所、連絡先がデータベースから判明します。
  • 災害時: 飼い主と離ればなれになっても、チップ情報があれば迅速に再会でき、行政機関が動物を保護しやすくなります。

無責任な遺棄(捨てること)を防ぐ

チップには飼い主の情報が紐づいているため、動物を無責任に捨てる(遺棄する)行為は法律違反として特定される可能性が高まります。マイクロチップは、飼い主に対し「最後まで責任を持つ」という意識を強く促し、動物の命を守るための抑止力にもなります。


3. とにもかくにも、マイクロチップの装着と登録を!

2022年6月以降、ブリーダーやペットショップはマイクロチップの装着と登録が義務に、そこから犬猫を購入した飼い主は30日以内に飼い主の情報の「変更登録」を行うことが義務付けられています。この「登録」「変更登録」は、行政書士としてサポートできる分野です。

手続き行政書士への依頼が有益な理由
所有者変更登録法律で定められた期限内(30日以内)に、間違いなく環境省のデータベースに情報変更を申請し、飼い主の責任を果たすことを確実にできます。
動物取扱業者の新規一括登録ブリーダーやショップが、販売するすべての動物について、大量の登録手続きをミスなく、業務を滞らせずに完了できます。
法的アドバイス「チップは装着したが、登録を忘れた」という法律違反を未然に防ぎ、飼い主としての適正な義務が果たせるよう指導・サポートします。

法的に義務とされていながらも、とある調査では、マイクロチップの装着率は犬:76%、猫:43%だそうです(ペットメディカルサポート会社のアンケート調査)。装着を反対する理由は、「異物を体内に埋め込むことが心配」「ペットがかわいそう」が多いとのこと。気持ちは分からないでもないですが、犬猫は歴史的にも人間と一緒に生活する動物です。迷子になったり、遺棄されたりするほうが、よほど不幸ですので、マイクロチップを装着することを弊社はお勧めしております。

4. まとめ:登録は愛護の第一歩

マイクロチップの装着と登録は、「失われる命を減らす」という社会的な目標に向けた、飼い主の重要な義務であり、愛護の第一歩です。

弊社は、複雑な手続きを代行し、すべての犬猫がその生涯を通じて、飼い主と結びついている安心を法的にサポートいたします。「重要なのは分かってるけど登録が面倒そう…」というお悩みをお抱えの方の際は、弊社までお気軽にご相談くださいませ。

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